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好きこそ物の上手なれ - 帯留が出来るまで

by MARU

好きこそ物の上手なれ

物心ついたときから、親に言われていた言葉。
幼児の私にはとても難しい言葉だったんだけれど、繰り返し言われているうちに覚えたんだ。

優等生ではなかった私。
でも、絵を描いたり、何かを作る事は大好きだった。
時間を忘れて没頭できたし、作ったものを大人達に褒めてもらえるのが嬉しかった。

お仕事をするおばあちゃんの絵(とわざわざ題名も書いた)を大事にとってあるの私は知ってる。
まだ幼稚園に通っていた頃、工場にある厚紙と割り箸で蝶の可動式のおもちゃを作った時にも言われたんだ。

好きこそ物の上手なれ。

好きこそが全ての原動力になる。
好きなものだから追求できるし、
好きな人の為なら何でもできたりもする。

好きなもの、人、場所に囲まれて生きていきたい。

私の場合、その一つが着物。

着物が好きだから。日本の文化が好きだから。
途切れてしまうといけないと思うから。

母の持っている着物はこの後どうなるんだろう?
次の世代で捨てちゃう?そんなの駄目だよね。
そう思って着付けを学び始めたのが3年前ほど前。
着物イベントに参加したり、結婚記念日に着物を着てみたり、ジュエリーの展示会で着物を着たり。

いつか何かに繋がればいいなぁ、と思って。
すぐでなくても、いつか着物がお仕事に繋がればいいなぁと思って。

お金もかかるし、収納も場所取るし、やっぱりいろいろと大変なんだけど。
着物、好きだから。だって美しいやん?

1月のパリの展示会も着物を持っていった。
ディスプレイ品と商品でスーツケースに埋が尽くされた中、隙間に着物を詰め込んだ。
外国人の皆様に写真撮られまくり。大人気!
KIMONOパワーやっぱすごい!

展示会中、食事休憩を取っていたら日本人女性2人から声を掛けられた。

なんでも、京都で着物のお仕事をされているそうで、パリで着物女性を見かけて驚いてつい声をかけてしまいましたとの事。
その場でフェイスブックを交換し、特にその後は連絡も取らぬまま半年が過ぎた頃、突然こんなメッセージが送られてきた。

「うちで帯留め作りませんか?」

なんと、本当にお仕事になっちゃた。こんなにも早く!?びっくり!!
着物好きで、真珠好きの私が本気で作った帯留め。

最高にモダンだけど、どこか日本を感じる。
真珠の魅力を最大限に引き出すジュエリーの様な帯留めの誕生だ。
(実際、ペンダントトップにも使えます。)
今月にはネットショップにページができるみたいなので、またご案内いたします。

好きこそ物の上手なれ。

小さな好きなものをたくさん見つける事ができたなら、きっと幸せ。
誰かのその小さな幸せを、私は作りたい。


MARU
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